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▼岩手県遠野市綾織地区4団体合同研修視察団来町Tono,Iwate special


平成24年11月22日(木)、岩手県から『遠野市綾織地区4団体合同研修視察団』が来町しました。
視察団は、遠野市社会福祉協議会綾織支部の関係者、遠野市職員等の13名。2泊3日の滞在期間中、大口町の町政や社会福祉協議会の事業活動について研修を行いました。
(写真:大口町健康文化センター1階 多目的室)


遠野市綾織地区と大口町との”縁”

平成23年6月、大口町の行政と社協は、綾織地区内の施設をお借りし、被災地へボランティアを派遣する拠点として、「大口絆つなぐネット」を設置。1ヶ月間、役場・社協職員が常駐し、丹羽郡から駆け付けたボランティアの宿泊所として利用させていただきました。

(写真:「大口絆つなぐネット」を設置した砂子沢地区コミュニティ消防センター)



また、平成24年3月末には、丹羽郡の児童生徒の子どもたちが、綾織地区の皆様と一緒に、被災地で桜の植樹や森林伐採、炊き出し等を行いました。
さらに、子どもたちは綾織地区の民家でホームステイ(民泊)も体験しました。
綾織地区住民の皆様には多大なご協力をいただき、ともに震災復興に取り組むことで、絆を深めてきました。
(写真:岩手県大槌町の仮設住宅に隣接する「まごころの郷」)

遠野にできたもうひとつの家族との再会

今回の研修視察に際し、社協は綾織地区の民家でホームステイした子どもたちを招待。及川団長をはじめとするホストファミリーの方々との交流の場を企画しました。
遠く離れた被災地でできた、もうひとつの家族。久しぶりの再会に、絆を噛みしめるように、握手を交わす大人と子どもたち。震災復興の思いを伝える映像が流れると、目頭を押さえる姿がいくつもありました。
研修最後には、次の再会を誓った綾織の皆様を子どもたちが見送りました。



綾織地区の皆様の、大口への想い

大口町の人たちが、自分たちの食べ物と布団を持って、見ず知らずの土地に来て、初めて会う人のために手伝いをしてくれた。大変だったと思うが、涙が出るほど本当にありがたかった。
大口町で何かあったら、今度は必ず自分が駆けつける。これからも、この縁を大切にしていきたい。
研修視察団 及川団長(遠野市社会福祉協議会綾織支部長:当時)の挨拶より


今もつながっている、同じ震災復興支援に取り組んだ仲間


研修視察団と、大口絆つなぐネットに参加した大口町行政・議会・ボランティア・社協関係者