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大口町社会福祉協議会は地域福祉の充実を目標に活動しています!

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▼第3弾「みんなの力で被災地に元気を!」

〜東日本大震災復興支援ボランティア活動〜
第3弾 みんなの力で被災地に元気を!


平成23年6月の第1弾、9月の第2弾に次ぐ第3弾を実施しました。過去2回のボランティア派遣は大人中心の構成でしたが今回の主役は町内に在住在勤の方の児童・生徒のみなさん。3泊4日の行程で岩手県陸前高田市、同大槌町に赴き大槌町では環境を守りたいとの思いから「さくら」を植樹しました。また、仮設住宅での炊き出しを行いました。陸前高田市では仮設住宅を訪問。「負けないゾウ」作りや炊き出しを行い被災者の方々に少しでも元気を届けることができるようがんばりました。滞在先には遠野市の「民泊」を取り入れ、地元の方々との絆や親交を育みながら東北の生活を体験しました。

                            【平成24年3月18日(日)】

▼事前説明会(保護者対象)

児童・生徒のみなさんだけで被災地へ行くことから、保護者の方々への事前説明会を大口町健康文化センター4階・ほほえみホールで実施しました。多数の方が出席され「14時間のバス乗車は大丈夫か?」など、多くの質問を頂きました。修学旅行とは違うボランティア活動にみなさん真剣な表情でした。
 

                             【平成24年3月27日(火)】

▼集合・出発式〜出発

出発式の様子です。大口町長様はじめ、本事業にご協力を賜りました多数の皆様にご隣席賜りました。朝7時の集合にもかかわらず保護者の皆様を含め大変多くの方にお見送りいただきました。今から一路岩手県遠野市へ向かいます。万が一の事態に備え、大人のボランティアが
乗用車3台で並走します。
 

▼バス内での様子
バス内の様子です。児童・生徒のみなさんは見ず知らずの同世代の仲間にまだ打ち解けていません。…が、上信越自動車道に入ったころから話し声が聞こえるようになりました。これを期に同行していた大学生ボランティアの2名が用意していた車内レクリエーションを実施。だんだんと一体感が出てきました。

 

▼午後9時30分 ホテル到着
途中、仙台市付近で1か所、福島で1か所の渋滞がありましたが、およそ14時間程の道のりでようやく宿泊先のホテル(岩手県遠野市)に無事到着しました。今回は中央自動車道→長野自動車道→上信越自動車道→北関東自動車道→東北自動車道→釜石自動車道を利用しました。児童・生徒のみなさんは部屋のカギを受け取り就寝。翌日からのボランティア活動に備えました。

 

                             【平成24年3月28日(水)】

▼ボランティア活動1日目(大槌町)

ホテルで朝食をとった後、さくらの植樹と仮設住宅でのお住まいを余儀なくされている被災者の方々へ炊き出し、桜を植樹をするため、遠野まごころネットさんを経由して大槌町へ向かいました。場所は「まごころ農園(まごころの郷)」という名の場所でした。
 

 

▼現場に到着すると、予定になかったボランティアの仕事が急遽はいりました。「雑木林の枝木の伐採」です。男子はのこぎり等持って作業にとりかかりました。
 

 

▼その間、女子はボランティアのスタッフとともに炊き出しの準備をしました。
 

▼出来上がったあたたかい東北の郷土料理「ひっつみ(写真左下)」と大口町でついてきた餅を使用した「ぜんざい(写真右下)」を被災者の方々に作りました。話を聞いてか、近隣の仮設所の方々がたくさん集まり、想定より早く予定数がなくなりました。
 
 

▼いよいよ「桜」の植樹をします。用意した3本の桜の苗木です。これをまごころの郷の3ヶ所に植樹します。
 

▼まごころ郷のスタッフの指導で桜の知識学びながら植樹しました。

 

▼参加者とまごころの郷スタッフのみなさんとのの植樹記念撮影。この後、大槌町を離れた児童・生徒のみなさんは4班に分かれ遠野市の一般家庭に宿泊させていただく民泊のためバスで遠野市の各家庭との待ち合わせ場所、遠野市社会福祉協議会に向かいました。
 

                             【平成24年3月29日(木)】

▼民泊終了〜ホストファミリーとの惜別

各民泊先でそれぞれの生活を体験した児童・生徒のみなさんと集合場所で待ち合わせ、陸前高田市の仮設住宅でのボランティア活動のため遠野市を後にしました。民泊先では大変良くしていただき、ホストファミリーとの別れを惜しむ声が多々聞かれました。(下はお世話になったホストファミリー4家の皆様)
 

▼ボランティア活動2日目(陸前高田市)
遠野市を後にした一行は一路「陸前高田市」に向かいました。ある地域から突然津波の痕跡が見え始め、児童生徒はテレビや映像等で見る風景と現実の風景のあまりの違いに表情が一変、皆真剣な表情で車窓から被災地の現状を目の当たりにしました。仮設団地での炊き出しと「まけないぞう作り」を仮設団地集会所で行い、被災者の方から親切丁寧にご指導をいただきました。
 
※写真は被災者の許可を得たうえで撮影させていただいています。

                             【平成24年3月30日(金)】

▼ボランティア活動終了〜帰途へ

午後3時30分ごろ陸前高田市の仮設住宅でのボランティア活動を終了。片付け・撤収作業後に釜石自動車道(東和インター経由)で帰途へ。帰りは東北自動車道→磐越自動車道→北陸自動車道→上信越自動車道→中央自動車道を通り大口町に戻ってきました。再び14時間の行程や車中泊に加え、初めてといえるボランティア活動を終えた児童・生徒のみなさんは疲れた様子で定時休憩意外は睡眠(仮眠?)していました。中央自動車道・恵那峡SAから到着予定が9時30分ごろになる見込みであると出迎える用意をしているであろう保護者の方々へ連絡。児童・生徒のみなさんもあと1時間で地元に帰れるとの安心感からかバス車内にも活気が戻ってきました。

 
  

▼到着〜解散式
午前9時30分、予定より少々遅れましたが大きなケガ・事故等なく無事に児童・生徒のみなさんが大口町に戻ってきました。お出迎えの皆さんも含めての解散式では舟橋社協会長(写真左下)や森大口町長(写真右下)もお越しになり全員の無事の帰還と活動に対し労いのお言葉を頂きました。

 

 


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       大口町社会福祉協議会
(電話:0587-94-0060)へ!

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